前に誰かが「人生に無駄なことはない」と
言っていたのを耳にしたことがありますが
僕は無駄なことはたくさんあると思っています。
思い返せば自分の人生、無駄なことばかりでした。
「なんであんなことしてたんだろう」
「もっとああすればよかった」
「なんて無駄な時間を」
情けないほどに無駄な努力、時間を過ごした経験がたくさんあります。
ひとことで無駄というワードを聞いたら悪いイメージが浮かぶと思うのですが僕が最近思うのは無駄は決して悪いものではないということです。
なぜなら、無駄なことは自分次第で無駄じゃなくすることができるからです。
無駄なことをしてしまった時に
「ああ、無駄だったな。」
素直に無駄だったことを受け入れる。
そしたら「じゃあ次はこうしてみよう」
と次のトライを考えてみる。
そこでまた新しい気づきを得る。
このような作業を繰り返すうちに
無駄だったことは自分の知識や成長へと変わっていくのではないでしょうか。
これができてはじめて本当の意味で
「無駄なことははない」といえるのだと思います。
偉大な成功者やスター選手もはじめから全てが順風満帆ではなく、たくさんの無駄を経験した上で自分のスタイルを追求し成長していったのではないかと思います。
大切なのは無駄に気づいて真摯に受け入れること。
自分を客観的に観るためには周りの人の声を素直に聞くことも大切になってきます。
言葉で言うのは簡単ですがなかなか難しいことです。
今までの自分が一生懸命やってきたことを一回否定しなくてはいけないからです。
誰だって自分のやってきたことは正しいと思いたいです。
ただそこで受け入れる、自分の負けを認めることができる人が強いし、成長し続けていける人なんじゃないかと思います。僕自身もそういう人間でありたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
田原雅也
MF
大東文化大学