新型コロナウィルス感染拡大の影響で、アカデミーが屋外での通常活動を自粛し始めて約1か月半。
アカデミーではこの期間中に、プロフェッショナルを目指すうえで重要なウェイトを占めるポイントに的を絞り活動をしています。
テーマは
・表現する,伝えるということ
・発信受信の重要さ
・主体性,自立
・過程を大切にするということ
・一人では成せないということ
一般的なサッカークラブでは、リモートトレーニングと称して様々なトレーニングを実施されていると思います。
勿論アカデミーでもその選択肢はありましたが、敢えて身体の部分のトレーニングは自主性に任せ、『内面だけ』にスポットを当てることを選択しました。
なぜならば、その『内面』こそが、プロフェッショナルとして活躍し、この先の人生を自分自身の力で切り拓いていくうえで、最も重要なポイントであるとアカデミーでは捉えているからです。
そして、その『内面だけ』に集中できる今は、不謹慎かもしれませんが、彼らにとって大きなチャンスになっています。
アカデミー生が取り組む具体的な活動は、
①自粛期間中に屋内で出来るトレーニングを毎日(週6日)発信し続ける。
②3人ずつのグループで、月~金曜日の間40分以上のリモートグループワークをし、活動報告をグループLINEにシェアする。
③金曜日に5日間のグループワークでの気づき、今後へ活かしていく内容をグループLINEにシェアする。
④土曜日に、金曜日までのお互いの活動に対し、1.5時間ほどのフリーディスカッション。
1か月半が立ち、少しづつですがアカデミー生達に変化が訪れています。
しかし、この小さな変化の積み重ねこそが、大きな結果へと結びつく一歩です。
『内面』に焦点を当て続けることで、活動再開が訪れた時に、
そこから学ぶ膨大な学習量を平然と載せられるような、『でかい荷台』と、
どんなに重い荷物でもグングン前に『加速的に進めるエンジン』を準備することが出来ていれば、
活動自粛前とは比べられないくらいの成長力を手にしていると思います。
『でかい荷台と加速的に進めるエンジン』という力強い『成長力』をいま。