日本はプロになるための育成をしているのか?

アカデミーには下は中学卒業後の15歳、上は一度就職した経験の有る20代後半の選手達が入会をしてきます。

15歳から20代後半の選手に共通していえることは、のびしろがものすごくあることです。

フィジカル的な部分や、単純な止める蹴るの能力には経験によって差はありますが、『サッカーの上手さ』という部分に関してののびしろはどんなに歳をとっていようが、国内での輝かしい成績を残していようが、大差がありません。

そこで常々思うことは、「日本の育成ってどうなっているんだろう?そもそも育成しているのかな?」ということです。

カテゴリーとしては年代別に区分けはされていますが、全てのカテゴリーで『プロを目指した育成』が行われているのか?となると、そうではない気がします。

高校選手権などが代表格ですが、育成年代の大会があれだけ盛り上がってしまうのも、ひとつの象徴かもしれません。(私も高校選手権出場者なので、大会自体を問題視しているわけではありません。あくまでも日本のプロサッカー選手を育成するという観点からの問題提起です。)

その証拠に、アカデミーで輩出してきた多くの契約選手達は、国内ではふるいにかけられてしまった「落ちこぼれ選手」達です。

各年代別カテゴリーでレギュラーでなかったり、公式戦すら出られなかったり、そんな選手達がアカデミーに来て「本来育成指導で伝えること」を伝えるだけで、クラブと契約を結ぶ選手になるんです。

 

私自身が高校では選手権出場、大学は関東1部リーグ所属、ブラジルでの育成を現地で見てきた経験を素に考えると、

日本の育成と世界の育成は少し違うベクトルを進んでいっている気がします。

日本での育成年代で現在行われている指導や人間形成を批判しているのではなく、それとはまた違う「プロサッカー選手を育成する」という確立されたベクトルも必要なのではないかなと感じるのです。

 

わがアカデミーがそういった育成のパイオニアとなれるよう、こういった発信にももっと影響力が出てくるように、これからも精進していきたいものですね。

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